前回はとりあえず必要なミドルウェアをインストールだけして終わったので、それぞれ必要な設定をしていきます。
サーバの基本的な設定
まずはホスト名を設定。
# vi /etc/sysconfig/network HOSTNAME={NEW-HOSTNAME}
再起動しないので、とりあえずホスト名を更新します。
# hostname {NEW-HOSTNAME}
hostsにも設定を書きます。
# vi /etc/hosts 127.0.0.1 localhost {NEW-HOSTNAME}
MySQLの設定
my.cnfを編集
今回mysqlを動かすインスタンスはあまり2GBのメモリサイズで、DB専用ではないので、my-medium.cnf をベースにします。
cp /etc/my.cnf /etc/my.cnf.back ←バックアップとる cp /usr/share/mysql/my-medium.cnf /etc/my.cnf ←上書きコピー
今回はとりあえず必要最小限の設定のみ。文字コードの設定とinnoDBの基本設定だけとします。
# vi /etc/my.cnf [mysqld] (省略) character-set-server=utf8 innodb_file_per_table [mysqldump] default-character-set=utf8 [mysql] default-character-set=utf8
MySQL5.5系から文字コード設定が
default-character-setからcharacter-set-serverに変更になったとのこと。
mysqlを再起動します。
設定に問題がなければ正常に起動できるはず
# service mysqld restart Stopping mysqld: [ OK ] Starting mysqld: [ OK ]
MySQLのrootユーザーのパスワードを設定
# mysqladmin -u root password "NEW-PASSWORD"
MySQLにユーザーを追加
とりあえず、全権限のあるユーザーを追加。これだとrootで運用するのと大差ないんで、必要に応じて権限を限定したユーザーを作るべきなんでしょうが。。。
# mysql -u root -p mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO {USERNAME}@localhost IDENTIFIED BY ‘{PASSWORD}' WITH GRANT OPTION; mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO {USERNAME}@‘%' IDENTIFIED BY ‘{P ASSWORD}' WITH GRANT OPTION;FLUSH mysql> PRIVILEGES;
とりあえず今回はここまで。次回はPHPの設定をします。
AWSでサーバー構築
・AWSでサーバー構築(t2.small) ・インフラ構築(AWS):MySQL編 ・インフラ構築(AWS):Apache,PHP編 ・インフラ構築(AWS):munin編