無線LANを好きだと思っていたが、やっぱり有線LANを愛している事に気づく:後編

前回エントリ、無線LANを好きだと思っていたが、やっぱり有線LANを愛している事に気づく:前編の後編です。

必要な部材を調達

今後他の部屋への分配(スイッチングハブの設置)も考えケーブルは途中で分割しておく事とします。今回はスイッチングハブを設置しないので、延長アダプタで直結します。

  • LANケーブル 15m Category6 ×2個
  • 情報モジュラジャック(埋込型) NR3160P ×2個
  • LANケーブル延長コネクタ ×1個
  • ビニール紐 150m ×1個

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ケーブルを設置

CD菅にケーブルを通す道具(入線ワイヤー)を購入すればよいのですが、極力コストを抑えると為に既設の電話線を入線ワイヤー代わりに使います。
電話線をモジュラジャックから一度取り外し、ビニール紐を付け、反対側のCD菅出口から電話線を引っ張り出します。その後LANケーブルをテープでくっつけコンセント側から再度引っ張るという手順で配線を行いました。
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電話ケーブルを引っ張り出し、LANケーブルをテープで固定
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ビニール紐を引っ張りケーブルを手繰り寄せます
ケーブルが通ったあとはLANケーブルをLANコンセントに取り付けます。

T568AとT568Bってなによ?

LANをモジュラに取り付けるに当たって1つ不明なポイントが。
T568Aと、T568Bと2つの結線方法があるらしいと。。。
ざっと調べた結果、どちらでも良いらしいのですが、今回は市販のLANケーブルの片側だけコネクタを切り落とし、モジュラジャックに直接結線するので、そのままにする反対側のコネクタに仕様を合わせる必要があります。(間違ってもクロスケーブルの扱いになるだけですが、気持ち悪いのできちんと調べます)
LANケーブルのコネクタの配線を確認し、芯線の配置(色)からT568Bであると判断できました。今回はストレートケーブルの扱いなので、モジュラジャックへはT568Bの結線で取り付けします。
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LANケーブルの各芯線をモジュラに取り付けます
(LANケーブルをスリムタイプにした事が原因で芯線が細く、実はこのままだと結線不良になります。なので、実際はもう一手間加えています)

取り付けて半分完成!

LANモジュラジャックを取り付け枠に付け、枠を元の場所に戻します。
IMG_4074取り付け枠に固定
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コンセントカバーを付けて片側完成!
上側が既設の電話様モジュラジャックで、下が今回取り付けたLANのモジュラジャックです。

同様にもう1部屋もケーブル設置

もつ1部屋も作業します。
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いろいろ端折りますが、もう一部屋も完成!
最後にLANケーブルを延長コネクタで結線して完成です!
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さっそく速度を計測

回線がフレッツ光のマンションタイプなので、そもそも速い回線ではないですが速度を測ります。

32Mbps→72Mbps!

計測した所、72Mbps平均程度出てます。意外に悪くない、というか、以前の倍程度出てます!
ルーターへのping応答も圧倒的に速くなっています。
無線LAN:3.368 ミリsec
有線LAN:0.287 ミリsec

 結局は適材適所

居室内の好きな場所で仕事をするなら絶対に無線LANが便利ですし、iPhoneなどは無線LAN必須なのは今更言うまでもありません。
ノートPC+大型モニタの組み合わせの場合には、結局の所居場所を固定されるので、無線LANに拘らず有線LANを選択する事がやはり合理的だと再認識した次第です。なにごとも適材適所かと。

参考サイト

LAN工事ドットコム
参考にさせていただきました!


まとめ

そもそもの話としてオフィスビルであればまったく不要な工事なわけで、早くOAフロア完備のオフィスに移れるよう頑張ります!